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海での安全および紫外線・熱中症対策

太陽の下での時間を満喫するために、安全な過ごし方を学び、リスクを理解しましょう。

ビーチや太陽の下で安全に過ごすために

オーストラリアには世界有数の美しいビーチがあり、その素晴らしさを堪能できる気象条件も整っています。オーストラリアの気候は国土全域で異なります。ほとんどの場所で四季があり、北部の熱帯地域には雨季と乾季があります。計画を立てる際には気温や降雨状況を調べることが大切です。

ここでは、太陽の下での時間を満喫するために、安全に過ごすためのヒントと一般的なリスクをいくつかご紹介します。

Two lifeguards stand on a beach watching swimmers in the ocean.

紫外線および熱中症対策

オーストラリアの日差しは非常に強くなることがあります。脱水や日焼け、がんのリスクを減らすために、太陽の下で安全に過ごす方法を知っておくことは重要です。

炎天下によるダメージを避けるためには次のような対策が有効です。

  • 水をたくさん飲みましょう。
  • SPF50+の耐水性の日焼け止めを使用しましょう。外出や、水に入る20分前には必ず日焼け止めを塗るようにしてください。泳いだ後にも塗り直しましょう。
  • 帽子とUVカットサングラスを着用しましょう。
  • 長時間日差しの下で過ごさないようにしましょう。日差しが最も強いのは、午前10時から午後4時の時間帯です。曇りの日でも日焼けする可能性はあるので、晴れていなくても上記のアドバイスを参照してください。
  • 屋外に出る前に紫外線指数を確認しましょう。
  • SunSmartアプリをダウンロードしましょう。日焼け止めを塗るタイミングを知らせてくれます。

日焼けした場合

  • 予防対策を講じるのが一番ですが、曇りの日でも日焼けすることをうっかり忘れてしまうこともあるでしょう。肌が赤くなったり、敏感になったり、ひりひりする感覚を感じたら、すぐに日陰に移動し、日焼け止めクリームを塗りましょう。
  • 水をたくさん飲みましょう。

その他のヒントや日焼けのアフターケアの方法については、Skin Cancer Foundationのブログをお読みください。

ライフガードおよび海での安全

ライフガードが巡回するビーチでは、ライフガードがビーチで過ごす人たちの安全を見守っています。ライフガードが常駐するビーチでは、安全に泳ぐことができます。赤や黄色の旗を確認してください。

赤や黄色の旗が確認できない場合は、ライフガードがいないことを意味します。そのようなビーチでは泳がないようにしてください。

ライフガードが常駐していないビーチにいる場合は、標識に表示されているビーチ緊急番号を確認してください。ビーチで緊急サービスが必要な場合に利用できるコードシステムです。

ライフガードが巡回する最寄りのビーチは、Beachsafeアプリで確認できます。

リップカレント(離岸流)

リップカレント(離岸流)とは、海岸に打ち寄せた波が沖合に向かって強く流れる海流で、危険です。オーストラリアのビーチで溺れる最も多い原因の一つです。

リップカレントに巻き込まれないようにするためには、次のことに注意してください。

  • ライフガードが巡回しているビーチでのみ泳ぎましょう。
  • 誰かと一緒に泳ぎましょう。
  • 赤と黄色の旗の間を泳いでください。
  • 日中に泳ぎましょう。
  • 泳ぎに自信のある方のみ泳いでください。
  • 飲酒した場合は泳がないこと。
  • リップカレントの見分け方を知っておきましょう。よくわからない場合は、ライフガードや地元の人に聞いてください。
  • 海藻やゴミのある場所は避けてください。また、水面に泡があったり、海水が茶色や黒っぽい色をしていて波が砕けていない場所にも近づかないでください。

リップカレントに巻き込まれた場合

  • 落ち着いて腕を上げて助けを求めましょう。ライフガードや他の人が救助してくれるかもしれません。
  • 仰向けに浮いて、潮の流れに身を任せることで岸に戻ることができます。
  • 泳ぎが得意な人は、ビーチと平行に泳ぐか、波が砕けているところの近くまで泳ぐと岸に戻ることができます。
  • 流れに逆らって泳いではいけません。体力を消耗してしまいます。

海洋生物

クラゲなどの特定の海洋生物は、触れると痛みやアレルギー反応を引き起こす可能性があります。海洋生物は水中だけでなく、砂浜に打ち上げられている場合も危険です。

海洋生物によるケガを避けるためには、次のことに注意してください。

  • 多くの場合、ビーチには注意すべき海洋生物を警告する標識があります。
  • 水中とその周辺をよく観察しましょう。
  • 危険な海洋生物がいるかもしれない場合は、ウェットスーツなどの防護服を着用してください。
  • 海洋生物があなたから離れられるように、ゆっくりと海に入りましょう。

クラゲなどの海洋生物によるケガを負った場合

  • ライフガードが近くにいる場合は、まずライフガードに助けを求めましょう。
  • 赤十字が提供している手順に従って、クラゲに刺された場合の応急手当を行ってください。