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英連邦基金の『Mirror, Mirror 2021』では、オーストラリアの医療制度は世界で3番目に優れていると報告されています。米国の医療と他の高所得国の医療との比較。
ストレス、ホームシック、カルチャーショック、病気など、何か困ったことがあれば、助けてくれるサービスがあります。
医師（GP）の診察を受ける
オーストラリアのどの都市や町にも、地域の開業医（GP）がいます。GPは、健康問題について幅広い知識を持つ医師です。身体的、精神的な問題を含め、緊急時以外の健康管理について、最初に診てもらうべき人です。
お住まいの地域の医師を検索し、どのような質問をすべきかを確認してください。
医師（GP）を受診するタイミング
- 一般的な病気の治療： インフルエンザ、発疹、感染症、軽いケガなどがある場合。また、喘息など既存の疾患の管理もサポートしてもらえます。
- ワクチン接種： 年齢や状況に応じて必要な予防接種をアドバイスしてくれます。
- メンタルヘルス：落ち込んだり不安になったりしたら、GPにサポートの選択肢について相談することをおすすめします。メンタルヘルスプランについて調べ、そのプランを受ける資格があるかどうかを確認してください。
- 性に関する健康：性感染症（STI）の検査を受けることができ、必要であれば薬が処方されます。また、避妊方法についても相談に乗ってくれます。
- 検診と予防医療：皮膚がんや前立腺がんの状態のチェックを受け、必要に応じて詳しい検査やスキャンの手配をしてもらえます。
- 専門医の紹介：専門医による治療が必要な場合は、GPがその分野を専門とする医師に紹介します。
予約をする
GPを予約する場合：
- お近くのGPクリニックやメディカルセンターをオンラインで検索し、オンラインまたは電話で予約してください。
- 海外留学生健康保険（OSHC）に加入していることをクリニックに伝えてください。
- 希望がある場合は、男性医師または女性医師のどちらを希望しているかを伝えてください。
- 長めの診察時間が必要な場合は、クリニックに伝えておきましょう（標準的な予約の所要時間は15分です）。
対面での診察を必要としない場合は、遠隔診療（電話）の予約も可能です。伝染病にかかっている場合は、できるだけ遠隔診療を選択してください。
OSHCを使用する
海外留学生健康保険（OSHC）は、オーストラリアで学ぶ留学生のための健康保険です。OSHCを使用する際のヒントをいくつかご紹介します。
- 診療の予約を取る前に、OSHCの保険がどのような医療サービスを補償しているか、待ち時間があるかどうかを確認することが重要です。
- 受診の際は、必ずOSHCカードを持参してください。
- OSHCについて質問がある場合やサポートが必要な場合は、加入している保険会社のヘルプラインに電話するか、保険会社のウェブサイトを参照してください。
費用と支払い
GPの受診にかかる費用は、支払い方法や医療の内容によって異なります。
- 一括請求では、OSHC取り扱い会社に直接請求されるので、何も支払う必要はありません。しかし、すべての医師が一括請求サービスを提供しているわけではないので、請求サービスを提供している医師をオンラインで検索することをおすすめします。
- 差額の支払い：OSHCの支払いが医師の治療費を下回る場合、差額を支払う必要があります。
- 薬および追加サービス：処方薬および病理検査や専門医の紹介などの追加医療サービスには、別途費用がかかる場合があります。契約内容によっては、OSHCがこれらの費用の一部を負担してくれる場合もあります。
ウェルビーイングを向上させるヒント
ストレス要因は、あなたの気分や日常生活への対処能力に影響を与える可能性があります。新しい国への適応、学業の管理、人間関係の問題などもストレスの要因となり得ます。
メンタル・ウェルビーイングを向上させるためのヒントについては、以下のブログ記事をご覧ください。
その他のサポートオプション
数多くのリソースやサービスが、サポートを提供しています。複数の言語による情報もあります。以下を参考にしてください。
- 留学先のカウンセラーに相談する。
- GPに相談する。
- オンラインのセルフヘルプツールとリソースを利用する。
- ピアサポートグループやワークショップに参加して、自身の経験を分かち合い、他の人から学ぶ。
- 緊急のサポートが必要な場合は、以下のヘルプラインのいずれかにご連絡ください。
- Beyond Blueは、オーストラリアで最も信頼されているメンタルヘルスサポートサービスのひとつです。カウンセラーと話したり、オンラインでチャットしたりできます。
- Lifelineでは、オンラインチャットサービス、テキストサポート、電話サポートを提供しています。英語が話せない人のために、無料の言語翻訳サービスも用意されています。
- Suicide Call Back Serviceでは、24時間365日、電話とオンラインによるカウンセリングを提供しています。
- Headspaceは、就労や就学の支援など、さまざまなサービスを提供しており、パンフレットは多くの言語に翻訳されています。
- Embrace Multicultural Mental Healthでは、メンタルヘルスに関する情報が多言語で用意されています。
- Head to Healthは、文化的、言語的に多様性のある人たちを支援しています。