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学生ビザ(サブクラス500)

学生ビザ(サブクラス500)の就学形態、就労時間の制限、申請料などについてご紹介します。


このビザでできること


学習

オーストラリアの教育機関が提供するコースを受講することができます。


家族とのビザ申請

あなたのパートナーと子供、またはパートナーの子供を含めてビザを申請することができます。


滞在

コース期間中(最長5年間)オーストラリアに滞在し、オーストラリア内外を移動できます。


就労

学期中は、2週間で48時間まで就労可能です。修士課程(リサーチ)や博士課程に在籍している場合、就労時間の制限はありません。

対象となる就学形態

学生(サブクラス500)ビザでは、次の就学タイプでの留学が可能です。

学生ビザを申請するには、オーストラリアの教育または訓練機関のコースへの入学が決まり、入学許可証(CoE)が発行された後でなければなりません。コースの出願についての詳細は、出願方法のページをご覧ください。

申請料および手続きに要する時間

免除の場合を除き、オーストラリアの学生ビザ申請料は1件につき1,600豪ドル以上*です。オーストラリアの学生ビザ申請審査に要する時間はひとりひとり異なります。ビザ申請審査に要する時間は、オーストラリア連邦政府内務省のウェブサイトで確認できます。申請審査に要する時間を短くする方法についてのヒントも記載されています。

*2024年7月時点の価格です。

学生ビザの就労制限

学期中に許可される労働時間は、2週間あたり48時間に制限されています。このビザ条件に従わない場合、学生ビザが取り消される場合があります。

修士号のリサーチコースや博士課程をすでに開始している場合は、就労時間に制限はありません。

ビザ資格確認オンラインシステム(Visa Entitlement Verification Online system:VEVO)で、該当する労働条件を確認してください。  

留学生はオーストラリアの労働法によって保護されています。詳細はオーストラリアで働くのページをご覧ください。

その他の学生ビザの条件

学生ビザには、他にも以下のような重要な条件があります。

  • オーストラリア到着後7日以内に、教育機関または訓練機関に居住地の住所を通知する
  • コース受講に必要な条件を遵守し、在籍を維持し、必要な出席数を満たしてコースの進行についていくこと。病気や出席に影響する可能性のある問題がある場合は、教育機関に伝える
  • オーストラリアでの滞在期間中、ビザ保有者のために適切な健康保険に加入しておくこと 
  • ビザが規定するオーストラリアでの滞在期間を超えないこと

ビザの状況と条件一覧は、オーストラリア連邦政府内務省のビザ資格確認オンラインシステム(VEVO)でいつでも確認できます。

学生ビザ(サブクラス500)でのコースパッケージ

1つのコースから次のコースへの進級が明確な場合、複数のコースを受講するための学生ビザ(サブクラス500)を申請することができます。これはコースパッケージングと呼ばれています。

受講予定のコースごとに、入学許可証(CoE)が必要です。パッケージの一環として受講する最後のコースが、あなたの主たる(メインとなる)コースとなります。

オーストラリア連邦政府内務省はあなたの主たる学習コースをもとに、以下のビザ申請要件について審査します。

  • 提出が必須となっている経済的状況の証明書類
  • 求められる英語力

ビザ申請にコースパッケージが含まれている場合、コースとコースの間の期間は2か月未満でなければなりません。以下の場合、コースとコースの間の期間が長くなる可能性があります(3~4か月)。

  • 最初のコースがオーストラリアの学年暦年度末(11月)に終了し、
  • 次のコースが次年度の始め(2月)に開始する。

コースパッケージには、標準的なビザ審査期間が適用されます。最も知られているパスウェイ(またはコースパッケージ)についての詳細は、パスウェイのページをご覧ください。

オーストラリア国内でのビザ申請の変更

2024年7月1日より、ビジター(Visitor)ビザ、卒業(Temporary Graduate)ビザ、マリタイムクルー(Maritime Crew)ビザを含む特定のビザの保有者は、オーストラリア滞在中に学生ビザを申請できなくなりました。

オーストラリアでの学習を真の意志とする学生ビザ申請者は、オーストラリア国外から学生ビザを申請することができます。

よくある質問(FAQ)

 Visa Entitlement Verification Online System(VEVO)で、ビザ保有者がビザの条件を確認することができます。 

質問がある場合は、 オーストラリア連邦政府内務省にお問い合わせください

ビザを申請した後は、オーストラリア連邦政府内務省の決定はいつでも可能となります。申請に不備がある場合は、却下されることがあります。したがって、これらのテストを期限内に完了できない場合は、実行済みの事項についての証拠を ImmiAccountに添付してください。詳細については、 オーストラリア連邦政府内務省のウェブサイトをご覧ください

学生ビザはいつでも申請できます。ただし、申請前に現状のビザ申請審査所要時間を確認し、オーストラリア到着予定日前にビザが発給されるよう時間の余裕をもって申請することをお勧めします。 

すでに学生ビザをお持ちの場合は、所属する教育機関がオーストラリア連邦政府内務省に新しい入学許可証(CoE)を提出します。ただし、学生ビザの申請がまだオーストラリア連邦政府内務省によって審査中の場合は、できるだけ早くImmiAccountを通じて新しい入学許可証(CoE)を添付する必要があります。

 

新しい入学許可証(CoE)がより低いAQFレベルのコースで学ぶためのものである場合、新たに学生ビザの申請が必要になることがあります。コースレベルはオーストラリア教育資格フレームワーク(AQF)により設定されています。