職場の問題を特定する

潜在的な職場の問題

食事や住居で支払いを受ける

• 雇用主が金銭の代わりに食事や住居を提供することは違法です。無料の食事支給は問題ありませんが、それはあなたの給与に加えてである場合に限ります。
• 金銭以外の支払い方法を受け入れないでください。雇用主に、仕事の対価として金銭の支払いが必要であることを伝えましょう。

給与の一部返還を求められる

• 雇用主があなたに正しく法に沿った給与を支払った後に、一部を現金で返還するよう求める場合、それは「キャッシュバック・スキーム」に当たります。これは認められません。キャッシュバック・スキームで金銭を返還しないでください。もしこのように金銭を支払ってしまったとしても、その金銭を取り戻す権利があります。
• あなたが勤務中に誤って何かを破損したり、顧客が支払いなしに立ち去ったり、レジの金額が不足したりすることがあるかもしれません。雇用主があなたの給与から差し引くことでこれを補填することは認められません。
• 雇用主が破損や盗難を理由に金銭を取ることは認められません。

給与明細がもらえない

• 給与明細はあなたの勤務時間と給与金額の記録です。
• 法令により、給与を受けてから1営業日以内に給与明細（印刷または電子形式）を必ず受け取る必要があります。

ABN申請を求められる

• ABNはオーストラリア事業者番号です。通常、個人事業主として働く場合はこれが必要とされます。
• ABNが必要かどうか必ず確認してください。上司またはマネージャーの指示の下で働く場合は、代わりに納税者番号(Tax File Number)が必要です。

マネージャーに問題を提起する

上記のような何らかの不審な兆候を感じた場合は、まずマネージャーに相談してみてください。自身で調べて、事実を提示できる態勢を整えておきましょう。 

職場で難しい対話を迫られる場合に、有用な助けとなる支援があります。

その他の役立つ支援

マネージャーに相談しても問題が解決できない場合は、フェアワークオンブズマンに連絡してサポートを求めてください。オーストラリアで働く人は誰でも、複数の言語により無料でアドバイスが受けられます。 

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